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JavaTM Runtime Environment 更新のシナリオ JavaSE 6u10 用
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Java Runtime Environment のインストール > Java Runtime Environment 更新のシナリオ
目次
はじめに
Java Runtime Environment (JRE) は、ファミリモードまたは静的モードでインストールできます。このドキュメントでは、JRE 更新プロセスの動作を示すさまざまなシナリオについて説明します。
Java Runtime Environment 更新のシナリオ
ファミリ JRE の更新
これはもっとも可能性のあるシナリオです。
- ユーザーは、JRE 6u10 を「ファミリ JRE」として、デフォルトで c:/Program Files/Java/jre6 にインストールします。
- ユーザーは、Java-Update から 6u11 に更新するよう求められます。
- ユーザーは同意し、Java-Update プロセスを実行します。
- Java 更新は、6u10 JRE が「ファミリ JRE」としてインストールされているため、単純に patch-in-place モードで 6u11 に更新できることを認識します。
- 完了すると、ユーザーには、c:/Program Files/Java/jre6 にある 1 つの 6u11「ファミリ/更新 JRE」のみが残されます。マシン上に 6u10 は存在しなくなります。
「静的 JRE」がすでに存在する場合の「ファミリ JRE」のインストール
- ユーザーは、6u10「静的 JRE」を c:/Program Files/Java/jre1.6.0_10 にインストールします。
- ユーザーは、Java-Update から 6u11 に更新するよう求められます。
- ユーザーは同意し、Java-Update プロセスを実行します。
- Java 更新は、以前の 6u10 の静的インストールを無視し、インストールされている 6u11「ファミリ JRE」の完全なコピーを c:/Program Files/Java/jre6 にダウンロードします。
- 完了すると、ユーザーには、c:/Program Files/Java/jre1.6.0_10 にある 6u10「静的 JRE」と、c:/Program Files/Java/jre6 にある 6u11「ファミリ JRE」の両方が残されます。
より古い「ファミリ JRE」がすでに存在する場合の「静的 JRE」のインストール
- ユーザーは、6u10「ファミリ JRE」をインストールします。
- これは c:/Program Files/Java/jre6 にインストールされます。
- ユーザーは次に、6u11「静的 JRE」をインストールします。
- 6u11「静的 JRE」インストーラは、6u10「ファミリ JRE」の存在を無視し、インストールされている 6u11 の完全なコピーを c:/Program Files/Java/jre1.6.0_11 にダウンロードします。
- 完了すると、ユーザーには、c:/Program Files/Java/jre6 にある 6u10 のファミリコピーと、c:/Program Files/Java/jre1.6.0_11 にある 6u11 JRE のコピーの両方が残されます。
より新しい「ファミリ JRE」がすでに存在し、より古い「ファミリ JRE」を再インストールする場合のより古い「ファミリ JRE」のインストール
- ユーザーは、6u11「ファミリ JRE」を c:/Program Files/Java/jre6 にインストールします。
- ユーザーは、デフォルトの「ファミリモード」で 6u11 の iftw.exe インストーラを起動します (iftw は「install from the web」の略で、Web からのインストールを表す)。
- 6u11 インストーラは、より新しい「ファミリ JRE」がすでに存在することを検出し、「静的モード」に切り替えます。
- ユーザーには、c:/Program Files/Java/jre6 にある 6u11 のファミリコピーと、c:/Program Files/Java/jre1.6.0_10 にある 6u10 JRE のコピーの両方が残されます。
- ユーザーは、デフォルトの「ファミリモード」で 6u10 の iftw.exe インストーラを起動します。
- 6u10 インストーラは、6u10 がすでに「静的 JRE」としてインストールされていることを検出し、「静的モード」に切り替えます。「静的モード」で、インストーラは再インストールするよう求めます。ユーザーが「はい」を選択すると、6u10「静的 JRE」がアンインストールされ、再インストールされます。
- 完了すると、ユーザーには、c:/Program Files/Java/jre6 にある 6u11 のファミリコピーと、c:/Program Files/Java/jre1.6.0_10 にある 6u10 JRE のコピーの両方が残されます。
「ファミリ JRE」の同じ JRE バージョンがすでに存在する場合の「静的 JRE」のインストール
- ユーザーは、6u10「ファミリ JRE」をインストールします。
- ユーザーは、6u10「静的 JRE」インストーラを起動します。
- インストーラは、6u10「更新 JRE」をアンインストールし、6u10「静的 JRE」をインストールします。JRE 6u10 の全体ダウンロードが実行されます。
- ユーザーには、c:/Program Files/Java/jre1.6.0_10 にある 6u10「静的 JRE」が残されます。
「静的 JRE」の同じ JRE バージョンがすでに存在する場合の「ファミリ JRE」のインストールの試行
- ユーザーは、6u10「静的 JRE」をインストールします。
- ユーザーは、6u10「ファミリ JRE」インストーラをダウンロードして起動します。
- インストーラは 6u10「静的 JRE」MSI を起動し、再インストールするかどうかをユーザーに尋ねます。
- ユーザーは再インストールに同意します。
- ユーザーには 6u10「静的 JRE」が残されます。
古いアーキテクチャー JRE 6u2 がすでに存在する場合の新しい 6u4「ファミリ JRE」のインストール
- ユーザーは、新しいパッチアーキテクチャーも、静的/更新インストーラモードもない 6u2 JRE をインストールします。
- ユーザーは、静的/更新インストーラの機能を備えた 6u4「ファミリ JRE」インストーラをダウンロードして起動します。
- 6u4 は、すでにインストールされている 6u2 JRE を無視し、6u4「ファミリ JRE」の完全なコピーをダウンロードして c:/Program Files/Java/jre6 にインストールします。
より新しい「静的 JRE」がすでに存在する場合のより古い「ファミリ JRE」のインストール
- ユーザーは、6u11「静的 JRE」を c:/Program Files/Java/jre1.6.0_11 にインストールします。
- ユーザーは、デフォルトの「ファミリモード」で 6u10 の iftw.exe インストーラを起動します。
- 完了すると、ユーザーには、c:/Program Files/Java/jre1.6.0_11 にある 6u11 の静的なコピーと、6u10「ファミリ JRE」の両方が残されます。
連続したパッチの適用
- ユーザーは、オンライン、カーネル、またはオフラインインストーラを使用して 6u10「ファミリ JRE」をインストールします。
- ユーザーは、オンラインインストーラを使用して 6u11「ファミリ JRE」をインストールします。
- 6u10 にパッチが適用され 6u11 に更新されます。
- ユーザーは、オンラインインストーラを使用して 6u12「ファミリ JRE」をインストールします。
- 6u11 にパッチが適用され 6u12 に更新されます。
中間のパッチの適用
- ユーザーは、オンライン、カーネル、またはオフラインインストーラを使用して 6u10「ファミリ JRE」をインストールします。
- ユーザーは、オンラインインストーラを使用して 6u12「ファミリ JRE」をインストールします。
- 6u10 にパッチが適用され 6u12 に更新されます。
- ユーザーは、オンラインインストーラを使用して 6u13「ファミリ JRE」をインストールします。
- 6u12 にパッチが適用され 6u13 に更新されます。
オフラインインストーラを使用した以降のファミリバージョンのインストール
- ユーザーは、オンライン、カーネル、またはオフラインインストーラを使用して 6u10「ファミリ JRE」をインストールします。
- ユーザーは、6u11 オフラインインストーラをダウンロードします。
- ユーザーは、デフォルトの「ファミリ JRE」モードで 6u11 オフラインインストーラを起動します。
- 6u10 がアンインストールされ、6u11「ファミリ JRE」がインストールされます。
- ユーザーには 6u11「ファミリ JRE」が残されます。
より古い「ファミリ JRE」がインストールされている場合の「静的 JRE」の再インストール
- ユーザーは、オンライン、カーネル、またはオフラインインストーラを使用して 6u10「ファミリ JRE」をインストールします。
- ユーザーは、オンラインまたはオフラインインストーラを使用して 6u11「静的 JRE」をインストールします。
- ユーザーは、6u11「ファミリ JRE」インストーラ (オンラインまたはオフライン) を起動します。
- 6u11 インストーラは、6u11「静的 JRE」がすでに存在することを検出し、「静的モード」に切り替えます。「静的モード」で、インストーラは再インストールするよう求めます。ユーザーが「はい」を選択すると、6u11「静的 JRE」がアンインストールされ、再インストールされます。
- 完了すると、ユーザーには、c:/Program Files/Java/jre6 にある 6u10「ファミリ JRE」のファミリコピーと、c:/Program Files/Java/jre1.6.0_11 にある 6u11「静的 JRE」のコピーの両方が残されます。
明示的に静的モードとしてインストールされていない「静的 JRE」の再インストール
- ユーザーは、オンライン、カーネル、またはオフラインインストーラを使用して 6u12「ファミリ JRE」をインストールします。
- ユーザーは、オンラインまたはオフラインインストーラを使用して、デフォルトモードで 6u11「ファミリ JRE」をインストールします。6u11 が「静的 JRE」としてインストールされます。ユーザーには、6u11「静的 JRE」と 6u12「ファミリ JRE」が残されます。
- ユーザーは 6u12「ファミリ JRE」をアンインストールします。ユーザーには、6u11「静的 JRE」が残されます。
- ユーザーは、オンラインまたはオフラインインストーラを使用して 6u10「ファミリ JRE」をインストールします。ユーザーには、6u10「ファミリ JRE」と 6u11「静的 JRE」が残されます。
- ユーザーは、オンラインまたはオフラインインストーラを使用して 6u11「ファミリ JRE」を起動します。
- 6u11 は、すでに「静的 JRE」としてインストールされていることを検出し、「静的モード」に切り替えます。「静的モード」で、インストーラは再インストールするよう求めます。ユーザーが「はい」を選択すると、6u11「静的 JRE」がアンインストールされ、再インストールされます。
- 完了すると、ユーザーには、c:/Program Files/Java/jre6 にある 6u10「ファミリ JRE」のファミリコピーと、c:/Program Files/Java/jre1.6.0_11 にある 6u11「静的 JRE」のコピーの両方が残されます。