Java 印刷サービス API の特徴

Java 印刷サービス API では、Java プラットフォーム上での印刷を統合および拡張するために、クライアントおよびサーバーアプリケーションに存在する多くの共通印刷要件のうち、現在の Java 印刷 API で解決されていないものに対応しています。

このJava 印刷サービスでは、現在の Java 2D 印刷機能をサポートしながら、次の点を含む多くの機能が向上しています。

クライアントおよびサーバーアプリケーションから、プリンタ機能に基づいてプリンタの検出と選択を行い、印刷ジョブのプロパティーを指定できる。つまり、この JPS では、印刷サブシステムに不足していたコンポーネントである、プログラムからのプリンタ検出機能を実現している。

標準 IPP 属性の実装が、JPS API 内にファーストクラスオブジェクトとして組み込まれている。

アプリケーションから、JPS API に組み込まれている属性を拡張できる。

サン以外のベンダーが、サービスプロバイダインタフェースを使用して独自の印刷サービスをプラグインできる。